筋機能療法と美容の関係性:健康と美しさをつなぐアプローチ
- 筋機能療法士Manami
- 4月5日
- 読了時間: 4分
はじめに
「顔のたるみが気になる」「口元のシワが増えてきた」…これらの悩みは、加齢だけが原因ではありません。実は、口周りの筋機能の低下が大きく影響しています。
筋機能療法(MFT:Myofunctional Therapy)は、主に口腔機能の改善を目的としたトレーニングですが、美容効果も期待できることが分かっています。
今回は、筋機能療法と美容の関係性について詳しく解説します。
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1. 筋機能療法(MFT)とは?
筋機能療法(MFT)とは、口腔周囲の筋肉(舌・頬・口唇・咀嚼筋)を鍛えるトレーニングのこと。
もともとは、口呼吸の改善や嚥下(飲み込み)のトレーニングとして発展しましたが、顔の筋肉を正しく使うことで美容にも良い影響を与えます。
主な目的
•口呼吸の改善
•舌の正しい位置の習得
•嚥下(飲み込み)機能の向上
•咀嚼(噛む力)の向上
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2. 筋機能療法が美容に与える影響
① たるみ改善・フェイスラインの引き締め
口周りの筋肉は、顔の輪郭や表情に大きく関わります。
特に、オーラルフロア(口腔底)の筋力低下が進むと、フェイスラインがぼやけ、ほうれい線やマリオネットラインが目立ちやすくなるのです。
筋機能療法で期待できる効果:
•頬の筋肉を鍛える → たるみ改善
•舌を正しく使う → 口元のリフトアップ
•口唇の筋肉を強化 → ほうれい線の軽減
💡 舌の位置を上げる「オーラルフロアアップ」も、リフトアップに有効!
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② 口呼吸を防ぎ、肌のハリを保つ
口呼吸が続くと、口の中は乾燥し、口周りは筋力がなくたるみます。
また、口呼吸が続くことで必要以上に二酸化炭素を排出してしまい、体内の血管や気管が狭まり、身体の隅々まで栄養や酸素を運びにくくなります。
筋機能療法で期待できる効果:
•鼻呼吸が習慣化 → 肌の乾燥を防ぐ
•口の周りの筋肉が引き締まる → シワの予防
•血流が促進される → くすみ改善&透明感UP
💡 鼻呼吸ができる環境を整え、口を閉じていられるようになると、健康面だけでなく、美容面にも効果的✨️
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③ 姿勢改善と小顔効果
舌の位置が低いと、猫背になりやすく、頭が前に出る(ストレートネック)。
姿勢が悪くなると、痩せにくくなったり、凝りが溜まったり、いいことなし😵💫
また、舌が下顎に乗っていると(低位舌)二重アゴの原因に!
筋機能療法で期待できる効果:
•舌を正しいポスチャーにする → 顎周りが引き締まる
•口腔筋を鍛える → 顔の余分な力が抜け、シャープな印象に
•首の位置が整う → 首のシワ・たるみ予防
💡 舌のトレーニングは、実は「姿勢矯正」にもつながる!
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3. 美容効果を高める筋機能トレーニング
では、具体的にどんなトレーニングをすればよいのでしょうか?
簡単にできる3つのトレーニングを紹介します。
① 舌の正しいポジションを意識(オーラルフロアアップ)
👉 舌の先を上顎のスポット(前歯の裏側のくぼみ)につける
👉 舌全体を上顎に密着させるようにする
※この時、上顎の柔らかい所まで、舌の背面がくっつくように
👉 この状態を意識しながら、口を閉じて鼻呼吸する
💡 効果:フェイスラインのリフトアップ、口呼吸の改善
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② ほうれい線・マリオネットライン対策
👉 舌を口の中で「ぐるぐる回す」
•右回り・左回りそれぞれ20回ずつ
※ゆっくり回す方が効果的🌟
※唇は開かないように注意
💡 効果:頬の筋肉が鍛えられ、たるみ防止
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③ 口を閉じる筋肉を鍛える
👉 唇を閉じた状態で、割り箸をくわえる
※この時、歯で挟まず、唇だけで挟むこと
👉口角は割り箸よりも上にあげる
👉 30秒キープ
1日に3〜5回がおすすめ🌟
💡 効果:口元の引き締め、ほうれい線予防
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4. まとめ
筋機能療法(MFT)は、単なる口腔機能の改善だけでなく、美容面でも大きなメリットがあります。
舌や口の周りの筋肉を鍛えることで、たるみ・シワ・顔の歪みを防ぎ、若々しい印象を保つことができるのです。
✔ たるみ改善・リフトアップには、舌の正しい位置が重要!
✔ 口呼吸を防ぐことで、肌の乾燥・くすみ対策になる!
✔ 姿勢改善にもつながり、小顔効果も期待できる!
「顔のたるみや老け顔が気になる…」という方は、口周りの筋肉を鍛えることから始めてみませんか?
健康と美しさを両立する筋機能療法で、内側からのアンチエイジングを実践しましょう!
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