歯周病とは?原因と予防について
- 筋機能療法士Manami
- 2024年11月8日
- 読了時間: 3分

こんにちは🌈歯科衛生士のManamiです🌈
今回は歯周病について💡⠜
歯周病という言葉は歯磨き粉のCMなどでもおなじみかと思います😊実は、多くの人がかかる可能性のある病気です。進行すると歯を失うリスクもあるため、早めの予防や治療が大切です。今回は、歯周病の基本的な情報と、日常で気をつけるべきことについてお話しします。
歯周病とは?
歯周病は、歯を支える組織である歯ぐきや骨に炎症が起こる病気です。主に、歯の表面にたまる「プラーク」と呼ばれる歯垢が原因です。

初期の段階では「歯肉炎」と呼ばれ、歯ぐきが赤く腫れたり、歯磨きの時に出血することがあります。これを放置すると、歯周病が進行し、最終的には歯を支えている骨が溶けてしまい、歯が抜け落ちることもあります。歯肉炎は子供のお口にもよく見られるほど、かかりやすい病気です。
1. 不十分な歯磨き:適切な歯磨きをしないと、プラークがたまって歯ぐきの炎症が進行します。
2. 喫煙:タバコを吸うことで血流が悪くなり、歯ぐきの健康が損なわれやすくなります。
3. ストレス:ストレスがかかると、免疫力が低下し、歯周病に対する抵抗力が弱まることがあります。
4. 食生活の乱れ:栄養バランスの悪い食生活や、糖分の多い食品は歯周病のリスクを高めます。
歯周病の症状
初期段階では症状がわかりにくいですが、以下のような兆候があれば歯周病が疑われます:
• 歯ぐきの赤みや腫れ
• ブラッシング時の出血
• 口臭が気になる
• 歯ぐきが下がってきた
• 歯がぐらつく
これらの症状がある場合は、早めに歯科医院での診察を受けましょう。
歯周病予防のために気をつけるべきこと
歯周病を防ぐためには、日常的なケアが非常に重要です。以下のポイントに気をつけて、歯の健康を守りましょう。
1.正しい歯磨きを心がける
毎日の歯磨きが一番の予防策です。特に歯と歯ぐきの境目を意識して、歯ブラシを軽く当てるようにしましょう。強く磨くと歯ぐきを傷つけてしまうことがあるので、優しく丁寧に行うことが大切です。しかし、歯ブラシだけでは歯と歯の間のプラークを取り除くのが難しいです。歯間ブラシやデンタルフロスを使うことで、より徹底的なケアが可能になります。

2.定期的に歯科医院でのクリーニングを受ける
歯科医院では、自分では取りきれない歯石やプラークを除去してもらえます。半年に一度は定期検診を受け、口腔内を清潔に保ちましょう。痛みが出てから行くというのでは遅いということを覚えておいてください🙂↕️
3.禁煙する
喫煙により、毛細血管が絞まり、充分に歯茎に血が流れなくなります。栄養や酸素を運んでくれるのは血ですから、歯茎や歯に血が巡らないことで歯周病のリスクが上がります。
4.バランスの取れた食生活
栄養バランスが整った食事を心がけることも、歯周病予防に重要です。歯茎だけ健康にしよう!というのは難しいので、正しい生活習慣で身体全体を健康に保つことも非常に重要です。
!歯周病は進行を食い止められる!
一度歯周病になってしまっても、早期発見・早期治療で進行を食い止めることができます。ですが、歯周病により溶けてしまった歯を支える骨は復活しません。外科的な処置などもありますが、100%戻るわけではないので、注意が必要です。⚠️
適切なケアを続ければ、歯周病がひどくなる、または歯周病になるのを防ぐことができ、歯を失わずに済む可能性が高まります。
歯周病の予防には、日々の歯磨きや生活習慣の見直しが何よりも大切です🙂↕️🌈少しの努力で、将来の大きなトラブルを回避できるので、今日から早速実践してみてください🦷🪥✨
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